妊娠中の女性が抱える悩み、妊娠線。お腹にできることで有名な妊娠線ですが、実は胸にもできてしまうのです。なかなか、治らずに出産後も残ってしまう妊娠線。特に胸にできてしまうと毎日目につくだけではなく、パートナーとの行為の際にも気になってしまいます。
そんな、悲しい思いを回避するために、妊娠線のメカニズムを理解することで予防の開始時期や予防の方法、いつまで続ければいいのかを見ていきましょう。

妊娠線のメカニズム

 

妊娠線はどうしてできるのか。まずは妊娠線がどのようにできるのかをしっかりと理解しましょう。そんなもの知らなくても予防方法だけ教えて欲しい。と、思う人も多いと思いますが、どうしてできるかを知ることで自分自身に一番合う予防方法を見つけられるはずです。自分に合う予防方法を見つけるためにも、しっかりと理解してほしいので紹介します。

 

妊娠線は真皮の傷?

  妊娠線は急激に大きくなる部位に皮膚の伸びがついていくことができずに真皮が避けてできる断裂跡のことを妊娠線といいます。真皮とは、人間の皮膚は何層もの組織が重なって皮膚を作っています。一番表面にある表皮とその下の皮下組織の間にあるのが真皮になります。断裂跡、つまりは表皮の下にできた擦過傷になるため、なかなか治らないのです。
 

妊娠線って胸にできるの?

  お腹は大きくなっていくので妊娠線ができてしまうことは理解できますよね。では、どうして胸にできるのか。妊娠の症状として、胸が張り、大きくなるという症状があります。それは、胸が母乳を作る準備を始めた証です。その際に大きくなった胸に皮膚が対応できずに妊娠線ができてしまうのです。

妊娠線の予防方法!毎日のケアが大事なんです

 

妊娠線ができる原因が理解できましたか?急激に大きくなる各部に皮膚が対応できずに裂けてしまうことが妊娠線です。妊娠線を予防するには普段から皮膚を柔らかくしておく必要があります。真皮は約70%がコラーゲンでできています。表皮が乾いてしまうとバリア機能が低下してしまい、その下にある真皮が乾燥して固くなってしまいます。それを予防するためにも保湿が大切になります。

 

まずは何より保湿のすすめ

 

 保湿剤には様々な種類がありますが、中でも保湿力はオイル>クリーム>ローションの順に大きくなっていきます。そのため、一番おすすめするのはオイル系の保湿剤です。特に乾燥肌の人は普段から真皮が乾燥して固くなっている可能性があるため、オイル系の保湿剤でしっかりと保湿をすることをお勧めします。

 

保湿剤を塗るタイミングはいつ?

  

肌の保湿をするためには、塗るタイミングも重要となってきます。日中の肌が乾燥しているときに塗ることも大切ですが、最適なタイミングはお風呂上りになります。湯船につかることで血行が良くなり、表皮から水分が浸透していき皮膚が柔らかくなります。お風呂上りにしっかりとタオルで余分な水分をふき取った肌に保湿剤を塗り込むことで、しっかりと保湿ができますよ。

 

いつから保湿を?

 

 妊娠線が特にできやすい人は「乾燥肌の人」「妊娠で急激に体重が増えた人」「細くて小柄な人」があげられます。乾燥肌の人は普段から皮膚が固くなっているため。急激に体重が増えた人は体についた脂肪の体積も増えるため。細くて小柄な人は皮膚の伸びが大きくなるため、それぞれ妊娠線ができやすくなります。それ以外の人でも妊娠線ができる可能性はゼロではありません。ぜひ、妊娠初期から毎日保湿をすることで普段から皮膚を柔らかくしておくことで妊娠線を予防しましょう。

胸の妊娠線を予防するためには

 

妊娠線を予防するためには、普段から保湿をすることで皮膚を柔らかくしておくことが一番大切です。冬の乾燥している時期だけではなく、一年中を通してしっかりと保湿をする必要があります。それは、妊娠線ができやすいお腹だけではなく、胸や足など全身をしっかりと保湿することが大切です。
 ここで、注意しなくてはいけないことは妊娠していることで体質が変わっている可能性があるため、普段使用していた保湿剤では合わずにかゆみや肌荒れの原因になり、余計に妊娠線を作ってしまう肌環境にしてしまう可能性があります。少しお金や時間がかかるかもしれませんが、自分に合った保湿剤を見つけてください。

妊娠線が胸にできてしまったら

 

しっかりと対策をしていたのに、妊娠線ができてしまった。保湿をしていても無駄だった。中には、そんなママたちもいると思います。個人差があるので完全にカバーできるわけではありませんが、妊娠線ができてしまったからと言って、妊娠線対策を途中でやめてしまうということを決してしないでください。
出来てしまったとしても保湿などの対策を続けることで、それ以上の妊娠線を防ぎ、悪化させることを予防できます。また、保湿をして肌の健康を保つことで妊娠線の回復につながります。

さいごに

妊娠線ができてしまったからと言って決してあきらめないでください。それに、妊娠線はお腹の中で赤ちゃんが順調に育ち、体がママになるための準備をしている証拠でもあります。赤ちゃんと過ごす妊娠という短い期間があった勲章でもあります。そう考えると、妊娠線も悪くないものではありませんか?
そんな時は母としてほこらしげに、赤ちゃんが将来大きくなったときに話してあげてくださいね。応援しています。
妊娠中からの予防が大事!それでも産後にかゆくて痛い妊娠線ができて消したい場合は?