妊娠すると、妊娠線が出来るとよく言われます。この妊娠線は、じつは、太ももにも出来やすいのを知っていますか?太ももに妊娠線があったら、丈の短いスカートやショートパンツを履けなくなったり、履いても後ろが気になったりします。この妊娠線、どうして太ももに出来るのでしょうか?消す事が出来るのでしょうか?調べてみました!

妊娠線とはなに?

妊娠線、別名肉割れと言い、ストレッチマークとも言われます。皮膚が急激に伸びるので、皮膚が断裂してしまい、その断裂跡が妊娠線です。皮膚にうるおいがあれば伸縮性があり、伸縮性があれば断裂を起こしにくく、妊娠線が出来にくいと言われています。

妊娠線はなぜ太ももに出来る?

しかし、妊娠するとおなかとお尻、胸は大きくなるので、妊娠線が出来そうなのは分かりますが、なぜ関係なさそうな太ももに出来るのでしょうか?

乾燥しやすいから

普段でも、お尻から太もも、またふくらはぎにかけては、なかなか手入れしにくい場所です。そして、太ももは、うるおい成分である皮脂を出す為に必要な「皮脂線」が少ないので、皮膚が乾燥しやすい場所になってしまいます。皮膚が乾燥しやすいという事は、柔軟性が欠けるという事になり、それに加えて妊娠中のホルモンの関係で、皮膚のうるおいがなくなり弾力性が減るので、妊娠線が太ももに出来やすいというわけです。

筋肉がつくから

妊娠中は、赤ちゃんが大きくなるので、もちろんママのおなかもお尻も大きくなり、骨盤も広がります。ここで、この大きくなったおなかを支えている部分はどこでしょうか?太ももです。歩くだけで疲れ、座りたくなりますよね。太ももにかなりの負担がかかっています。出産までの理想の体重増加は、約7キロ。約10か月でその重さを支える体になるのですから、太ももの筋肉も急激に発達します。
急に鍛えられた筋肉のせいで、足が太くなりますから、急激に皮膚が引き延ばされることにより妊娠線が出来やすいわけです。ただこれは防ぎようがないですし、筋肉がつくことは出産を手助けしてくれる側面もありますから、一概に悪いとは言えない所です。

歩き方も影響の一つ

妊娠中は、歩き方が変わります。スッスッと歩きたくても出来ず、おなかを守る歩き方になります。ちゃんと歩けない為に、今までと違った太ももの筋肉が発達し、妊娠線が出来やすくなります。

血流の悪さ

血液の流れが悪くなるのも原因と言えます。妊娠中は、おなかが重たいので、普通に座っているだけでもお尻から太ももにかけてすごい圧力がかかっています。大きくなる子宮のせいもあり、血管が圧迫されてよく足がむくみます。
妊娠していない時でも、手がむくんだ時は指輪が入りづらかったりしませんか?
脚も同じで、血流の悪さにより「むくみ」が生じると、一回りも二回りも足が太くなってしまい、そこから肉割れにつながって、結果妊娠線が出来る原因となっています。

妊娠線が出来てしまったら消える?消えない?

では、太ももに出来てしまった妊娠線は、消えるのでしょうか?答えは、消えません。ですから、妊娠中の妊娠線対策クリームでマッサージをし、予防するのが一番です。でも、予防していたのに妊娠線が出来るママもいますし、そこまで気が回らなかったママもいます。妊娠中は、色々と大変です。もし出来てしまった時は、きちんと対処する事で目立たなくなるようにすることが出来ます。

太ももの妊娠線の対処法

 

妊娠線を目立たなくなるようにするには、どんな対処が出来るのでしょうか?

市販のクリームを塗る

もっとも手軽で、一般的な対処法です。市販のクリームと言っても、妊娠線が出来てしまったママ用に作られた専用クリームを使います。そのクリームには、皮膚修復能力に有効成分が配合されているので、妊娠線を目立たなくなります。For fam(フォーファム)ボディークリーム、AFCマタニティクリームやクラランスストレッチマーククリームなどがおすすめです。しっかりとマッサージすることで、血行も良くなり、皮膚の柔軟性もアップし、目立たなくなります。注意点として、安心なクリームですが、全成分の確認を忘れないようにしてください。妊娠中は、使えないクリームもありますし、アレルギーなどにも注意が必要です。また、市販されている傷修復薬は、白い妊娠線には効果があまりないと言われています。

運動で肌を引き締める

太ももは、運動をして肌を引き締める方法もあります。運動をすると、汗をかきます。汗をかくと新陳代謝がよくなり、皮膚の再生が促されます。皮膚の入れ替わりが進み引き締められてくると、妊娠線を目立たなくなります。しかし、皮膚の中が裂けている状態ですので、ちょっとやそっとでは難しいので、クリームと併用した方が、効果が期待できますよ。

器具を使うのも手!

ダーマローラーという器具を使うという手段もあります。これは、自然治癒力を利用したものです。市販品もありますが、髪の毛より細い針を指し、無数に穴をあけて皮膚の再生を期待する方法なので、使う時には注意が必要です。危険性や付属品の前準備、使い方をしっかり把握する事は必須です。肌体質や血液関係で注意が必要な人は、使用出来ない事もありますのでご注意ください。ダーマローラーで施術するクリニックがありますので、そちらに相談し、しっかりと説明を受けて下さい。

レーザー治療をする

レーザー治療を受けるという手段もあります。皮膚組織の再生、コラーゲンの再生を図るものです。このレーザー治療でさえ完全に消すことは出来ませんが、かなり目立たなくなりますので人気の治療法のようです。レーザー治療にかかる費用は、クリニックによっても施術場所や範囲によっても違いますが、約1万から10万、クリニックによってはもっと高いところもあるかもしれません。信頼できるクリニックを見つける事が大切です。そしてやはり、しっかりと施術の説明を聞き、副作用などを理解して治療をする事が重要です。

あきらめないで!

体重管理に気を付けたり、肌の血行をよくしたり、柔軟性を保つためにクリームを塗ったり、運動して新陳代謝を高めたりする事で、太ももの妊娠線が目立たなくなります。出来てしまっても目立たなくなれば、丈の短いスカートやショートパンツを履くのも楽しくなります!ぜひあきらめないで、試してみてください。
産後の痛いかゆい妊娠線を消したい人へ